タラモア デュー(TULLAMORE D.E.W.)
今回はアイリッシュウイスキーの代表的な銘柄、「タラモアデュー」を紹介致します。
タラモア蒸留所は1829年にアイルランドのタラモア町で創業されました。「デュー」とは「霧」を意味し、「タラモアの霧」と名付けられたこのウイスキーは、アイルランド全土で爆発的な人気を誇りました。しかし、禁酒法や世界大戦の影響により衰退し、1950年代に閉鎖されてしまいます。
しかし、近年のウイスキーブームの流れに乗り、場所とオーナーを変えて見事に復活!
今ではジェムソンに次いで、アイリッシュウイスキーの中でも第二位のシェアを誇るウイスキーとなりました。
そんな「タラモアデュー」の魅力は、アイリッシュウイスキー特有の「3回蒸留」と「ノンピート麦芽」。
精麦時にクセの強いピート(泥炭)を一切使わず、通常2回行う原材料の蒸留を3回行う事で、雑味の少ない爽やかでフローラルな味わいが特徴です。
ストレートで飲んでみると、ビスケットのような香ばしい香りとチョコレートのようなしっかりしたコクを感じる事が出来ます。余計な雑味やアルコール刺激が少なく、飲み易さと飲みごたえが非常に良いバランス!
個人的にチョコビスケットが一番しっくりくる例えだと思います笑
2,000円前後で買えるウイスキーですが、ストレートでしっかり味わいたいときにオススメのアイリッシュウイスキーです。「ジェムソン」は有名でも「タラモアデュー」は飲んだ事が無い方も多いかと思います。お店で見かけた際には是非お試し下さい。
ラーメン&ギョーザ 桃太郎
本日もウイスキーとは関係ない話題です。
サンマーメン(生馬麺)といえば、肉と野菜の餡かけラーメン。
発祥の地という事もあり、横浜には沢山の美味しいサンマーメンがあります。
そんな中でも特にオススメなのが「桃太郎」のサンマーメンです!
環状三号線沿い、港南プールやロイヤルホームセンター港南台店の側に位置する中華料理屋さん。最寄りの港南台駅からは徒歩20分ほど。
桃太郎 (モモタロウ) - 港南台/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)
おそらく30年以上前からあるんじゃないでしょうか。
長く地元に方に愛されている町中華です。
こちらのサンマーメン、野菜たっぷりの餡が香ばしくて熱々!
細麵と絡んでめちゃめちゃ美味しいです。
味に少し飽きたら、卓上のお酢をかけてみてください。
程よい酸味が餡の香ばしさとスープのうま身を引き立てます。
初めての方には少し入りずらいかもしれませんが、平日はサラリーマンや職人さん、休日はファミリーで大賑わいのお店です。家族で経営されているのかな。従業員の皆様もとても親切です。
桃太郎(地図/港南台・洋光台/ラーメン) - ぐるなび (gnavi.co.jp)
港南台にお越しの際には是非お立ち寄りください!
南粤美食
本日はウイスキーと全く関係ない記事です。
先日、横浜中華街の超人気店「南粤美食」に行って来ました。
2016年オープンの比較的新しいお店ですが、松重 豊さん主演「孤独のグルメ」に紹介された事もあり、連日行列の絶えない店です。
この日はGW中という事もあり、入店まで2時間ほど並びました…。
名物は香港風の海老ワンタン麺と、中華風釜飯煲仔飯です。
「海老ワンタン麺」。プリプリで大きい海老ワンタンと極細の麺が特徴です。
スープはさっぱり塩味で、海老と魚介出汁の旨味をしっかり味わう事が出来ます。
こちらは「腸詰め干し肉と貝柱の釜飯」。
自家製干し肉をご飯と一緒に炊き上げた一品。確かに美味しいのですが、そこまでのインパクトはありませんでした。そのまま中華風釜飯といった感じ…。
味付けも少々薄味です。
こちらは個人的にお気に入りの「アヒルの醤油煮」。
甘塩っぱい醤油で煮込まれたホロホロのアヒルです。濃いめの味付けが紹興酒と最高の組み合わせ!正にやめられない止まらない逸品です。
「南粤美食」、確かに料理も美味しいのですが、混雑中でも丁寧で明るい接客が印象的でした。超人気店なおかつGWの繁忙期にも関わらず、こまめに声かけしてくれる店員さんの心意気に大満足の名店です!
https://s.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14064517/
カティサーク(CUTTY SARK)
みなさま、いかがGWをお過ごしでしょうか。
今日は、私の大好きなコスパ抜群のブレンデッドウイスキー「カティサーク」を紹介したいと思います。
緑と山吹色のこのラベル、スーパーやドラッグストアで見かける機会も多いかと思います。価格はおおよそ1,000円前後。しかしながら1920年代から発売されている歴史あるウイスキーです。
スコットランドのスペイサイド地方で作られる「グレンロセス」を中心に、複数のウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーです。
発売当時、禁酒法時代真っ只中であったアメリカ向けに作られたウイスキーであり、アメリカ人の趣向に合わせた、カラメル着色していないナチュラルカラーのライトウイスキーです。
おすすめの飲み方はたっぷりの炭酸水で割ったハイボール。
本当に飲みやすくて、ジンジャーエールやスプライトの様にガブガブ飲めちゃいます。
暑くなるこれからの季節。トリスやブラックニッカ等の格安ウイスキーよりも、よりサッパリ美味しく飲めるウイスキーです。
そんなカティサークのモデルとなっているのが、「海の女王」と呼ばれた快速帆船、「カティサーク号」です。19世紀に中国から紅茶を運ぶ帆船として活躍しました。
いかに早く運ぶかが問われていた時代、最速の帆船として数々の記録を打ち立てたのが「カティサーク号」です。
どこでも見かけるけど、意外に歴史の深いウイスキー「カティサーク」。
ぜひお試し下さい。
ラベル5(LABEL5)
「LABEL5」というウイスキーをご存知でしょうか。
酒屋さんやネット等で概ね1,000円前後で買えるブレンデッドウイスキー(複数のスコッチをブレンドしたもの)ですが、あまり知名度の高くないウイスキーです。
フランスのメーカーによって製造されているウイスキーで、スコットランドのスペイサイド地方、グレンマレイ蒸留所のスコッチをキーモルトとして使用しています。
フランスの小売店市場では売り上げナンバーワンを誇る銘柄だそうです…(フランスのトリス的な?)。
しかし侮るなかれ。香りは若干アルコール感が強いものの、オイリーな舌触りとともにしっかりとしたコクを味わう事が出来ます。
多めの炭酸水でハイボールにすると、非常に飲みやすく、ほのかなスパイシーさとコクを感じられます。アイリッシュウイスキーのジェムソンに似ている印象です。
とてもコスパの良いスコッチだと思います。
ちなみに「LABEL5」の由来は、複数のブレンドウイスキーのサンプルをテイスティングした所、最も美味しかったのが5番目のサンプルだった事によるそうです。
店頭で見かけた際は是非お試しください。
ウイスキー検定
みなさんは「ウイスキー検定」をご存知ですか。
ウイスキー文化研究所にて運営されている検定で、「世界のウイスキーを対象に、歴史、原料、製法から様々な飲み方、ウイスキーにまつわるうんちくまで、奥深いウイスキーの世界をより楽しむための知識を問います」とのことです。
この度、ウイスキー検定で最も下位にあたる3級に合格致しました。
2級は残念ながら1点及ばず不合格…次回頑張ります。
3級~1級だけでなく、シングルモルト級・バーボン級・ジャニーズウイスキー級など様々な級があります。
受験勉強に使用したウイスキー検定公式テキストと合格記念のピンバッジ。
3~2級の検定問題はほぼこのテキストから出題されます。
試験対策のみならず、ウイスキーのデータベースとして非常に重宝している書籍です。
公式問題集も発売されています。全く同じ問題が出題されることもしばしば。
こちらは受験記念にいただいたクリアファイル。
どちらかといえば遊びに近い検定ですが、持っていると少しだけ自慢できるかも。
今はコロナ禍で在宅受験のため、受験しやすくなっています。
ウイスキー好き・お酒好きの皆様いかがでしょうか。
イマイチだった格安ウイスキーその②
本日は、最近飲んでイマイチだった低価格ウイスキーを紹介したいと思います。
作り手の方の気持ちを考えると、「イマイチだった」なんて紹介するのは心苦しいのですが、あくまで個人的な感想です。逆に美味しい飲み方等あれば是非教えていただければと思います。
まずは、「ハイランドクイーン」。
1893年から製造され続けている歴史あるブレンデッドウイスキー。スコットランドのタリバーディン蒸留所の原酒をキーモルトとしています。
1,000円~1,500円台で購入出来るにも関わらず、意外に歴史の深いブレンデッドウイスキー。とにかくアルコール感が滅茶苦茶強いんです…
薄めて飲んでもハイボールで飲んでも、アルコールのピリピリした刺激しか感じませんでした。ごめんなさい…
続いては「ハディントンハウス」。
こちらも1,000円台で購入出来る低価格ウイスキーですが、著名なウイスキー評論家が高評価したことで、一時有名となったブレンデッドウイスキーです。
ごめんなさい…。これもアルコール刺激が強すぎて、ウイスキー風味の匂いを付けたアルコール液を飲んでいる感じでした…。某ウイスキー評論家の方とは意見が合わないようです…。